今回の目玉企画のひとつが、プロの食いしん坊・柳生九兵衛さんが実際にあぶくま地域の各所を訪れてのリポート。柳生九兵衛さんは、5000軒以上を食べ歩いているツワモノで、特においしくて値段が安いB級グルメの達人でもあります。
柳生さんがやってきたのは、11月18日から3日間。あぶくま地域にある道の駅とその周辺にある飲食店を訪ねました。
初日 福島駅で合流し、いざ出発。川俣町から二本松市(東和)、田村市船引、三春町を回ります。新鮮な野菜、果物をはじめ、道の駅独自の味を次々に食べる、食べる、食べる。気さくな人柄で、道の駅職員の方々や飲食店の経営者とも話が弾みます。川俣町では、2001年にテレビ番組のロケで行った店にどうしても立ち寄りたいとの希望が出て、取材先を追加。初日は10軒を回って終了。
2日目 宿泊先の朝食取材からスタート。土鍋で炊いた新米(玉川村産のひとめぼれ)にほれ込んで、周囲の心配をよそに柳生さんは4杯おかわり。次の店は、ラーメンなのに大丈夫?(大丈夫でした…汗) 玉川村、小野町、平田村、須賀川市、郡山市、浅川町、石川町とたどり、お疲れ様の言葉が聞こえたのは夜11時。今日食べたのは、10食くらい。テレビの密着取材も入った一日でした(この日の模様は、12月初旬、福島中央テレビで放映予定)。
3日目 ちょっと余裕をもってのスタート。玉川村、塙町、棚倉町を回り、新白河駅から東京へとお帰りに。午後は、福島県地域振興課の方々も視察に訪れました。「あぶくまには、健康によい野菜がたくさんあるね」と柳生さん。ヤーコン、ほどいも、桑など、東京ではお目にかかりにくい野菜や特産品に新鮮な驚きの表情を見せます。道の駅の特産品コーナーから、何種類かの野菜を自ら買い求めていました。
特集で取り上げた店については、ここではナイショ!
3月発行の本誌でじっくりご覧ください。
編集部による取材も本格的にスタートします。柳生さんに負けないように頑張ります!