『福福堂』は、Iターンで滝根町に就農した稲福和之さん・由梨さん夫妻が2人で経営しています。和之さんは、沖縄出身、由梨さんは東京のご出身です。滝根町小白井ウィンドファーム近くの、山間標高600メートルの場所で、無農薬・無化学肥料で主に黒米や小麦、エゴマ、ブルーベリーなどを栽培しています。
2013年には、自宅の敷地内に加工場を設け、自分たちで栽培した農産物の加工や、近隣の農家からの委託で、地域農産物の加工・商品化も行っています。商品の「黒米うどん」「黒米甘酒」は「ふくしま おいしい大賞」にも選ばれました。加工品を使った更なる商品の開発に向けた試作も常に行っており、現在今年度の「ふくしま おいしい大賞」へ出品する新商品を模索中です。
福福堂さんの商品は、田村市内の産直・お土産店などで販売中。須賀川、三春などの産直で開催されているイベントにも、現在月に1,2回程度出店しているそうです。また、田村市グリーンツーリズムでの農業体験も受け入れていて、田植えや稲刈りなどを実施。今後も定期的に実施していく予定だそうです。