2月6日(月)保健・福祉・医療複合施設「ゆふね」(川内村)を訪問しました
大型寒波が立て続けに襲来しているこの冬。あぶくま地域も例年より雪の日が多いように感じます。そんな雪の合間をぬって川内村に行ってきました。
川内村は、帰村後コンビニや直売所・温泉・食堂等が営業しており、村民だけでなく、復興関連の事業に関わる多くの人が生活し、行き来しています。そんな人々の医療・福祉を担っているのが、保健・福祉・医療複合施設『ゆふね』です。川内村の中でも、南東側にあり、富岡町に抜ける県道36号線沿いに立地しています。
東日本大震災後、医療機関受診は、田村市常葉、田村市船引、あるいはいわき市平まで行かなくてはならず、最も近いところでも40kmの山道を車で走らなければなりませんでした。
『ゆふね』は、村の保健福祉課と社会福祉協議会、国保診療所の3つの組織が協働運営されている施設です。村の保健福祉課が窓口・管理業務・保健センター等を担い、保健婦による保健指導や集団健康診断が行われています。
建物の中央には、デイサービスセンターが設置され、村内のお年寄りが体操などでコミュニケーションを図ったり、入浴や食事のサービスを受けることができる他、在宅の要介護者の支援拠点ともなっています。
診療所は、内科と歯科医者が平日診療をしているので、村民が生活するうえで心の拠り所となっています。
ほかに週一回から月一回で整形外科、眼科、内視鏡検査等も受けることができます。
医療・福祉の拠点である「ゆふね」は、多くの村民と村に関わるすべての人々の健康を守っています。
川内村保健・福祉・医療複合施設『ゆふね』
福島県双葉郡川内村大字下川内字坂シ内133番地の5
連絡先:TEL:0240-38-2941 FAX:0240-39-0555