福島県阿武隈地域振興協議会主催「阿武隈地域課題研究会」が開催されました。
この研究会は、昨年度から市町村担当者や地域づくり実践者等による意見交換など、具体的な地域づくりの取組を学ぶ機会提供として実施されています。
今年度のテーマは「移住促進」でした。平成29年度の福島県重点項目でもあるテーマです。
講師は、NPO法人秋田移住定住促進総合支援センター理事長の荒谷紘毅氏です。
荒谷氏によれば、今がチャンス! 首都圏から地方へ住み替えを希望している数は東日本大震災以降増加傾向であり、その多くが若い世代だということ。しかも農業希望も多いとのお話がありました。
終了後「首都圏からのアクセスの利便性や気候など、秋田の条件不利地域と比較すると今後の発展の可能性が大いにあるね」と荒屋氏がおっしゃいました。
東京オリンピックまでは、大きな動きにつながらないかもしれません。しかし、数年後を見据えて、今この時から福島県への移住定住をどんどん進めていく必要を感じます。
移住先希望18位まで回復した福島県。
阿武隈地域の心豊かな暮らしをアピールしたいですね。
そのために「すべきこと」「できること」にじっくり取り組んでいくことも、あぶくま機構の役割だと思っています。