3月25日(土)、前日の夕方から舞っていた雪が日陰に残る寒い朝となりました。
この日は、午前10時から午後3時まで「駄菓子屋にゃんこ」の営業、この事業における最終営業です。
卒業式を終えたばかりの6年生、4年生・5年生、中学1年生の7名の子どもたちが、店員として活躍しました。
駄菓子屋を始めたばかりの頃は1時間近くかかっていた商品展示も、手際もよくなり20分ほどで終え、開店の準備も万端です。
オープン時間に合わせて、親子連れのお客さんがやってきました。商店会スタンプラリーを組み合わせたことから、スタンプ台紙を持った子どもたちが、常葉中央通り商店街30店舗を回って、スタンプを集めてきました。スタンプの押してある数だけ、駄菓子を無料でもらえるからです。
スタンプ台紙と交換に駄菓子を入れる籠をもらい、好きな駄菓子を入れていきます。
50種類ほど並べられた駄菓子のうち30を選ぶのですが、なかなか決められず20分近く駄菓子の周りをウロウロ。数を確認して袋に入れてもらいます。
「ありがとう」の言葉を残し、嬉しそうに帰っていく子どもたちを見るのは、本当に楽しい気分です。
店員となった子どもたちは、準備から後片付けまでしっかりとやり遂げました。
これまでより長い時間の営業でしたが、アッという間の5時間でした。
大人は傍で見守っていただけですが、「機会があれば、またやってみたい」そう答えてくれた子どもたちに感謝の1日でした。
ときわ交流スペースハイリャンセ
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