▼ふるさとを元気にしたくてUターン
高校まで浅川町で過ごした芳賀幹雄さん、大学進学で上京し、そのまま東京で就職。それ以来、40年ぶりにふるさとにUターンしてきた。2024年1月に浅川町地域おこし協力隊として着任。浅川町の魅力を見つけ、活性化に寄与するために活動を開始した。
▼モットーは「人を楽しくさせるためにはまず自分が楽しむこと」
芳賀さんの前職はレストランのマネジメントスタッフ。企業などがパーティを開く際の企画・運営に携わってきた。そうした仕事を通じて身に着けたのが、「人を楽しくさせるためにはまず自分が楽しむこと」。自分が楽しんで考えたアイディアは、サプライズな演出を作り出し、お客さんに喜んでもらうことができた。
▼あさかわのわ URL:https://asakawanowa.jp/
最初に取り組んだのはホームページによる情報発信。その名も「あわかわのわ」。この「わ」には、「和」「話」「輪」の3つの思いがある。浅川町の自然の美しい景色は「和」(なご)やかな気持ちにさせてくれる。「話」を通じて心温まる人間関係を築くことができ、それが浅川町の発展につながる。みんなが「輪」になることで強い絆や信頼関係が築け、より良い方向へ繋がって進んで行く。
▼浅川の自然をそのまま満喫する健康フットパス
地域を元気にするためのイベントとして取り組んだのが「健康フットパス」。「フットパス」はイギリス発祥で、地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くことができる小径のこと。観光地を巡り歩くのとは違う魅力があり、着任当初から町内を歩き回ってコースマップづくりを行ってきた。最終的に浅川駅を基点にしたコースづくりにこだわり、2024年10月14日(スポーツの日)に、町外4名を含む21名の参加者を得て開催することが出来た。
▼駅を基点としたイベント設計でにぎわいづくり
次に地域ににぎわいを取り戻すために企画したのが浅川駅前マーケット。ノウハウもなく、予算もない状態から手探りで始めたイベントだが、7月14日(日)に初回を開催、13のブースに加えて歌のステージが実現し、大勢の来客でにぎわった。そして10月20日(日)には第2回駅前マーケット、10月27日(日)には水郡線を利用した「おとなの遠足」、12月15日(日)には「クリスマスマーケット」と駅を起点としたイベントを開催した。さらに駅前を彩るイルミネーションも設置し、その点灯式に訪れた江田町長は、水郡線90周年の盛り上げにもつながる芳賀さんの活動には今後も期待したいと話していた。
(2024年11月26日・12月15日取材 I)
写真トップ:浅川町役場前で芳賀幹雄さんは、浅川町地域おこし協力隊として、浅川町企画商工課に所属して活動している。普段の活動は一人で行っているが、大がかりなイベントが開催できるのは役場職員の方々が協力的であるから、と感謝している。
写真2:第1回浅川駅前マーケットの様子
7月14日(日)開催 ゼロから出発した駅前マーケットの企画だったが、救いだったのは同級生の存在。浅川町で高校まで過ごした芳賀さんの強みが発揮され、色々な人がそれぞれのカタチで協力してくれたそうだ。写真は浅川名物「地雷火太鼓」。

写真3:浅川駅前を彩るイルミネーション
12月15日(日)に開催されたクリスマスマーケットの最後にイルミネーションが点灯された。このイルミネーション設置に協賛した事業者一覧の看板を駅前に立てて、協力の輪が広がっていることを見える化した。イルミネーションは2025年1月31日(金)まで点灯される。
