2020年2月、肉用鶏初のJGAP認証取得
うま味が強く、適度な弾力の肉質が魅力の川俣シャモ。生産者等で構成する『川俣シャモ振興会』では、東京オリンピック選手村屁の提供を見据えてJGAP(農業精算工程管理の国内認証)に取組み、この2月に団体認証を取得しました。肉用鶏では、肉用鶏では、国内初認証の快挙です。震災当時を上回る出荷数にまで回復し、期待もますます高まり始めた時、新型コロナ感染予防に伴う影響が襲いました。
川俣シャモの生肉のほとんどは、首都圏の飲食店向けに販路を見出しています。緊急事態宣言が発令された4月7日以降、次々に店舗が休業し、出荷数は激減。加工品を増やし、インターネットを活用して割引販売などに着手するなどの工夫で販売を続けています。
生産者の思いはひとつ「コロナに負けない」
今、どんな思いで毎日取り組んでいるのか、川俣シャモ振興会の渡辺良一さんにお話を伺いました。
「今回の新型コロナの件では主要取引先の飲食店、ホテル・旅館が休業となり納品量が極端に少なくなりました。しかし、出荷されるシャモは変わらず出てきます。川俣シャモは、約4ヶ月かけて飼育していますが、生産調整の結果が出るのは6月後半。冷凍保存の在庫がどんどん増える一方です。チラシを作成したり、ネット通販サイト登録を増やすなど、応援いただけるように頑張っています」。
川俣シャモに関わるすべての人の思いはひとつ! 「コロナに負けない」
少しでも応援の輪を広げていきましょう。
この記事は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として、リモートで取材しました。